中小企業DX支援プラットフォーム「Big Advance」の導入金融機関にて 生成AIを活用した社内業務に対するFAQ機能のPoCが開始
金融機関内の業務の軽減・効率化を測る
プレスリリース - 2024.06.07 | Big Advance
株式会社ココペリ(東京都千代田区、代表取締役CEO:近藤繁)は、中小企業DX支援プラットフォーム「Big Advance」導入金融機関において、規定などの社内文書に対する社内からの問い合わせ業務に生成AIを活用するPoCを6月1日より開始しました。試験期間は2か月とし、その後効果測定を行います。
当社の生成AIに関する取り組み
弊社では2023年4月より生成AIの活用を本格的に開始し、下記のような取り組みを行ってまいりました。
2023年4月 | ChatGPTの業務利用検証開始 |
2023年5月 | Big Advanceのホームページ作成機能に生成AIによる文章自動作成機能を追加 |
2023年6月 | 社内開発業務への生成AI活用開始 |
2023年7月 | Big Advanceのビジネスマッチング機能でAIリコメンド機能のPoC開始 AWSが開催する「ML Enablement Workshop」へ参加 |
2023年8月 | Big Advanceのビジネスマッチング機能に商談ニーズ情報の自動作成機能を追加 |
2023年9月 | 企業ホームページからの商談ニーズ情報の自動作成機能のPoCを開始 |
積極的に生成AIを活用していることから金融専門誌のニッキンの記事にも取り上げられました。
ニッキン記事URL:https://www.nikkinonline.com/article/171505
実施するPoCについて
今回の金融機関のPoCでは、業務規程や手引書などをAIに学習させ、質問に回答するチャットボットを作成し、FAQ機能の実証実験を行います。
業務規程や過去事例などをすべて把握することは難しく、参照したい情報を探すことに時間がかかるといった課題がありました。このような課題に対して、業務規程や文書に関する金融機関内からの問い合わせがあった際、生成AIを活用することで業務効率化が可能となります。これにより常に最新の情報を早く取得することができ、さらに入社間もない行職員もキャッチアップすることができるようになり、問い合わせ回答業務の負担軽減に繋がります。
最終的なゴールとして、規定・手引書・過去事例の検索・要約・説明の多くをAIが代替することを目指します。
【画面イメージ】
今後について
金融機関内の業務効率化に貢献できるよう、引き続き生成AIに関する開発と提案を継続してまいります。
【本件に関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】
株式会社ココペリ 広報担当
MAIL:press@kokopelli-inc.jp